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「ガンに鍼灸、東洋医学 ③」

前回からの続きです。なるべく①からご覧ください。

前述の通り、このシリーズでは、
・現時点での見解
・病院に通いながら東洋医学にかかりたい方のご決断の参考になる、西洋医学と東洋医学の併用の可能性や上手な受け方のヒント

に、テーマを絞らせていただきます。
また、ここでいう東洋医学とは、中国医学をもとに、中国はもちろん、日本や韓国に広まってその国に合わせて発展した医学です。薬膳、鍼灸、あん摩マッサージ指圧、漢方薬、吸い玉等を使用した東アジアの伝統医学です。

今回は、患者さんについてです。

ガンはガンでも…患部はどこか?年齢、性別、体力は?どういうライフスタイルか?学生さん、主婦、社会人、仕事や義務の有無、現役か引退か、家事手伝い、ボランティア中…その他、数え切れないほど様々だと思います。
今は大丈夫だけれど予防されたい?それとも危険な状態で、早急に手を打たなくてはいけない?
又は手術や薬、放射線等が上手くいって再発予防がご希望?それともホスピスなどにいらしてもはや完治や長生き、延命はあまり考えず、与えられた残りの日々を穏やかに大切に生きていかれたい?他の病気や怪我、体質等は?…

と…患者さんによって状況は様々です。
更にその上、多様化した選択肢が加わります。最先端で人工的な治療法を求める人もいれば、なるべく自然なやりかたがいいという人も…又は、体力をつけたい時は、自然療法やあまり人工的すぎない技術を選びつつ、ガンそのものに対しては、手術や薬、放射線を使うという人もいらっしゃいます。いかかでしょうか?
ご自身、あるいは大切な人はどういう状況でしょうか?

次回は、東西医学のガンへのアプロ―チの違いについて、ざっと話し言葉で説明します。

「ガンに鍼灸、東洋医学②は番外編」

前回からの続きです。なるべく①からご覧ください!!

前述の通り、このシリーズでは…
・現時点での見解
・病院に通いながら東洋医学にかかりたい方のご決断の参考になる、西洋医学と東洋医学の併用の可能性や上手な受け方のヒント

にテーマを絞らせていただきます。

なのですが、今回は番外編として、ナチュラルな方法だけで取り組みたい人のための内容です。ご了承ください。

人工的な方法よりも、自然な方法を好まれる方もいらっしゃいます。
「自然療法だけでやってゆくのだ!!」という方は、これはもう鍼灸にどんどんかかってください。

鍼灸の良いところは、薬品を使わないので…
病院での検査結果(後述)等を気にしないのであれば、基本的に他のどんな治療法とも相性が良いのです。
もちろん、同じ患者さんに携わる他の自然療法家達と作戦会議をしたり、違う理論のものであっても大まかな方針を合わせたりする努力は必要です。大まかな方針とは…例えば、先に良いもの増やしや元気づけをするのか、あるいは先にデトックス、悪いものを取り除くのか…等です。
これがチグハグだと、効き目が相殺されたり、かえって具合が悪くなったりします。

次号から、東西医学の併用のための内容に戻ります。
…次号に続く。

「ガンに鍼灸、東洋医学①」

「ガンに東洋医学ってどうなんでしょう?」

とよく聞かれます。答えは、

「すごくいいですよ!!大賛成です!!」

ですが…

「私にはどうでしょう?」

とのご質問への答えはとても細かく複雑なものになります。

シンプルな基本ルールなら、もれなく複雑な各論がついてくるからです。

情報過多の時代です。患者さんのご希望、東西それぞれの医学のプロの見解、国のシステム、サポートする人々やその他各種療法家の見解等…考えることは山ほどあります!!しかも、これらひとつひとつの状況がコロコロ変わったりもします!!

なので、このシリーズでは、
・現時点での見解
・病院に通いながら東洋医学にかかりたい方のご決断の参考になる、西洋医学と東洋医学の併用の可能性や上手な受け方のヒント
に、テーマを絞らせていただきます。

とはいえ、ひょっとすると、今後、時代や考え方、技術の変化によって、この内容があてはまらなくなることもあるかもしれません。
また、何事にも例外はあるものです。ここに書かれていない要因や物事が加われば、もちろん話は変わってしまいます。

また…ここで、アレコレ説明したことをあっさりと飛び越える、何か超能力者のような治療家や、奇跡のような生薬、水、土地の気等の話もあります。

個人的には、好奇心でウズウズしてしまいます。
実は、知人が、ゼロ磁場に行き、リウマチが激減したという話を聞いたばかりです。行ってみたいです。

また…小林健先生の本を読むと、目からウロコでありながら、心の奥深くで、(命って本来こういうものだった気がする…)と、うなずかされます。人間が忘れてしまった本来の能力とか、回復力ってスゴイです!!

小林健先生はNY在住で、よく来日もされる、ヒーラーで自然療法家です。鍼灸、漢方、指圧、ヒーリング、食事療法等で、
日本はもちろん、社会的格差の大きなアメリカでも、庶民からセレブまで、様々な立場の人の、様々な病気、怪我を治しています。

お人柄と珍しいエピソードと、命についての知恵がぎっしりつまったエッセイや対談は、とても楽しくためになります。
海外に飛び出した青年の冒険譚として読んでも痛快です。

「歯科向けの鍼麻酔の経穴について」 ②

前回の続きです。

以前の記事ですが、梅雨どきは消化器が弱る季節なので、消化器を助けるためにも口腔衛生が大切になってきます。
夏バテ予防の意味でもぜひご覧ください。
元気な歯で梅雨を乗り来ましょう!!

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==(雑学部分)

未経験ですが、人中への刺激も効くかと思います。水溝(すいこう)と同義です。経穴でもあり、武道の急所でもある人中(じんちゅう・にんちゅう)は、有り体に言うと「気絶した人を起こし、起きている人を気絶させる」はたらきがあります。おそらく、鍼麻酔では、痛みという生体反応をにぶらせつつ、失神は予防するのだと思います。
余談ですが、馬の獣医さんは、
鼻ネジという、やっとこのような道具で、馬の鼻の下や上くちびる(人中を含むあたり)をつねりあげて、ごくわずかな麻酔のかわりにします。軽い鎮痛、鎮静作用があるらしく、ちょっとした治療や、馬にとっては恐い、慣れない処置等は、鼻ネジをしたままササッとすませます。
馬にも、大型動物を扱う人間にも、安全で優しいやりかたです。

初めて間近で見たときは正直半信半疑で…
(そりゃ、こんなとこつねられて固定されていたら、もっと痛くなるのが怖くて一歩も動けず、頭も振れないんじゃないかなぁ?)とも思ったのですが、馬のまなざしが、トロンと和んでいたり、全身の筋肉がほどよくゆるんでいたので納得できました。まるで、マッサージを受けている人が、
「少し痛いけど気持ちいい~~!!効く~~!!」
とでも言っている時のような風情でした。

・例えば、人間も、歯や首から上の治療の直前まで、鍼で響かせたり、患者さんがご自身でつねったり、爪を立てて刺激しておくのもいいかと思います。
・歯科の患部に近い部分なので、患者さんも納得しやすいと思います。

「歯科向けの鍼麻酔の経穴について」 ①

以前の記事ですが、梅雨どきは消化器が弱る季節なので、消化器を助けるためにも口腔衛生が大切になってきます。
夏バテ予防の意味でもぜひご覧ください。
元気な歯で梅雨を乗り来ましょう!!

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夏に、鍼にご理解のある歯科クリニックで、わずかな薬剤と鍼麻酔を併用して親知らずを抜いて頂くことができました。

このブログでも、夏のおたよりでも、簡単にご報告させていただきました。
(夏のおたよりの抜歯についての部分)
「私事ながら、親知らずを抜く際、理解ある歯科医さんのもと、鍼麻酔を試すことができました。
塗る麻酔薬や痛みを和らげる機械を併用したうえで… そのクリニックでは、通常、注射液はアンプルの3分の1から多くて半分が定番のところ、約4分の1ですみました。帰宅後も、痛み止めや抗生物質等を飲まずに済み、順調に回復しました。鍼のすごさを改めて実感できました。」

詳しくは後日と書いておきながら、
遅くなってしまいましたが、使用したツボや周辺情報を、やっとUPできます!!

以下の文は、歯医者さんにお礼とご報告を兼ねてお送りした文に加筆、訂正したものです。数回に分けてUPします。

==(予後の報告)
先日は抜歯と鍼麻酔のご許可をありがとうございました。
おかげさまで痛みも変な腫れも無く元気に過ごせています。薬も飲まずにすんでいます。
また、バランスが整いつつあるためか、部分的に(肩等)だるくなったり、右の腰や背中で、どうしても取れなかったコリやつれ、痛みなどがやわらいだりしています。多分、使い過ぎだったところは休まったり、怠けていた部位はちゃんと仕事をするように、体の内部の重心等も整ってきているのだと思います。のびすぎた親知らずでかなり噛み合わせが悪くなっていたのだなあと実感できました。
例をあげると、ストレッチをすればしただけほぐれるようになりました。以前はあちこちに引っかかりがあって充分のびなかったり、ほぐれなかったりでした。親知らずによるコリは取れました。あとは、鍼や漢方、食養生やストレス管理等ですが、それらの効きもよくなると思います。肉や野菜の繊維が、親知らずと奥歯の間にはさまって、歯茎が炎症を起こすこともなくなりました。ありがとうございました。
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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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