邑マルシェ参加のご報告 ①

1月13日に行われた邑マルシェの様子をご報告します。

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「アートくじの豊穣の刻」

ポストカードご希望の方がいらしたので、「枚数によってはアートくじのほうが絶対お得ですよ!」とおすすめ。2回(600円)で、900円分お買い物可能になりました!!くじを引いた息子さんが400円の立体縫製の何度でも洗えてヘルシーなコットンマスクを、お母様がポストカード5枚を選んでくださいました。前回もいらしたお母様は冬のおたよりのためここのポストカードを買おうと初めから決めていていたとのことでした。画家として、とても幸せでした!!

余談ですが、常連さんで、化学繊維の使い捨てマスクと多用し、お顔がひどく荒れてしまった方が、プライベートではなるべくこのコットンマスクを使用したところ、すごく肌の回復が早かったそうです。

「今年は心火(しんか)にご注目!!東洋医学と風水は?」③

~「火の年=心臓の年」の歓喜とリスク管理~

風水で火の年であれば、それは東洋医学の心臓の年でもあります。良い面がたくさんあります。

とはいえ、五臓のうちどれか一つのエネルギーだけが突出することの危なっかしさを熟知している鍼灸師達にはハラハラものの情報でもあります。

晩秋から年末には、様々な風水師さん達が出版された、翌年の開運法の本を固唾を呑んで立ち読みするのが恒例です。

なぜなら、例えば、心臓のエネルギーが突出しすぎた場合…

・心臓病や脳血管障害等、血管がつまる固まる、破裂する等の病気になりやすい。
・東洋医学で、心臓は五感を統括したり、知能や精神や感情を司っているので、それらが、正常に働かなくなる。
例えば、見たり聞いたりした情報をまとめあげ、適切な行動につなげる等がうまくいかない。
あるいは、うつや燥のどちらか、又は燥とうつ交互に、その他メンタルの病気にかかりやすくなる。

というリスクが高まってしまうのです。

患者さんや身近な人ではない、例えば、有名人であっても、ご活躍ぶりのタイプによって、今後かかりそうな病気を、ある程度推測できます。
それゆえ、東洋医学に携わる者は「未病を治す」ことができるのです。

例えば…
・いつも楽しげで有能な、時には常人にはよくわからないハッピーなトークを繰り出す某監督が、脳血管障害に。
おそらく、ここで全国の(東洋医学派の)鍼灸師達は、(やっぱりか!自分でよければこうなる前に鍼してさしあげたかった!!なんなら、今からでも!!)と、嘆息しつつ奮い立ったことでしょう。

・また、幼少期から愉快な性格で、青春時代一家離散し、苦学生となるもその陽気さで乗り越え、ハッピーで、時におバカなまでにおもしろいエッセイを連発していた作家さんが、(気分としてでなく)病気としてのうつ病に。
(ゆっくりご活躍でもよかったのに!!)と、ここでもやはり東洋医学を知る者は、ジタバタと悔しがります。
また、この方は、正に、心臓の経絡のスタート地点である腋の下にひどいおできができたことがあります。
(そりゃあ、この人におできができるとしたら、ここだよねぇ)と、大きくうなずきました。

・また…、文中に、エクスクラメーションマーク(感嘆符!俗に言うビックリマーク)や、☆や♡やその他アイコンを使いすぎじゃないか?と、大好きながらも思ってしまう、生き方のアドバイスもされる作家さんは、やはり、心臓病を患いました…。
(だよねぇ… この方は、陰陽五行にもお詳しくて、バランスをとる努力もされていたはずだけど、追いつかなったんだなぁ…)

…等々です。
加えて、ポジティブ思考は、うつになる、とか、お笑い漫画家やコメディアンは一発屋で終わったり、燃え尽きるのが早い、といったよくあることも、心臓のエネルギーばかりを使いすぎた反動や末路のことが多いのです。
ここまでお読みになられて(ええ!!風水って、五臓には毒なの?!バランスをくずしちゃうの?やりすぎてはいけないの?!)と恐くなってしまう方もいらっしゃると思いますが…

でも、ご安心ください!!
さすが、ベテラン風水師さん達は「心・火の年」のうちの
・熱しやすく冷めやすい、スピーディーだがすぐ燃え尽きる
・何事も過剰で興奮しすぎ、ゴテゴテと派手
・あたまに血がのぼってばかりとか、あたまでっかち
という弱点をほどよく落ち着かせ、強みに変えるテクニックを、ご著書のあちこちに、すでに散りばめていらっしゃいました!!

五行を知る鍼灸師は、立ち読みししつつニヤニヤとして、
(相生《相性のいい他のエネルギーと助け合う法則》をお使いになったのね、分かる、分かる!!)
とか
(相克《ここでは相性の悪いエネルギーを少しぶつけてバランスをとる》で、ブレーキをおかけになったのね、うん、うん!!ピッタリ!!)
などと、ほくそ笑んでいます。

縁起本を読んでは時折冷や汗を流しつつ一転ハイにもなる
傍から見たら、神経過敏で過剰反応の、あやしい人ですが、こちらは陰陽五行の大宇宙のすばらしさにうっとりひたったり、トリップしたり(鍼灸治療でも、一緒、一緒!!)と、風水師さん達に連帯感を感じたりしている真っ最中です。
(物事を表層的にだけ見てはいけません!!)

例をあげると…ある風水師さんは、この一年の
ラッキーカラーに、
・火に直接ちなんだ色と、
・火が、立派に豊かに、それでいて長きにわたって燃えることができるようにと、火を助ける木(もく)のエネルギーを表す色を加え
・火の過剰や毒のガスぬきのために、火から力を頂いている土(ど)のエネルギーを表す色も足して
結果、盤石の体制ができあがっています。お見事!!です。

鍼灸でも、五行の相生相克を考慮する鍼灸師なら似たことをします。
一つの器官、例えば、心臓のために最低でも15の作戦があります。全て使うとは限りませんが気にかけます。
心臓そのものを          強く ふつうに 弱く
心臓を助けている肝臓を      強く ふつうに 弱く
心臓に助けられる脾臓を      強く ふつうに 弱く
心臓にプレッシャーをかける腎臓を 強く ふつうに 弱く
心臓からプレッシャーをうける肺を 強く ふつうに 弱く
等々です。
この15ケに加え、患者さんそれぞれの、個人的な事についてカウンセリングもしたり、陰、陽や気、血、津液など、他の要因も考慮して、鍼を打ったりするのです。

「今年は心火(しんか)にご注目!!東洋医学と風水は?」②

~さまよえる東アジアのエビ、カニ、の効き目とは…?~

お正月に(たまには)と、エビやカニを奮発したり、量や質をグレードアップされた方も多いと思います。
実は、この食材は、東洋医学の薬膳でも、風水の開運食でもとても重要なものなのです。

が…、しかし…
その意味合いは、薬膳と開運食とでは全く異なります。そしてそれゆえに東洋医学の栄養学と風水の中の行動学としての開運メニューとの違いについて説明するのに、これほどうってつけの食材はありません。説明するのも楽で楽しいテーマです。

(ドラムロール)デロデロデロデロデロデロ…、ジャジャーン!!

東洋医学では、エビ、カニは、腎臓膀胱を助け、体内の水を整えます。人が生まれながらに持っている生命力とか、体力貯金のようなものを長く保てるよう支えます。東洋医学の腎臓は、成長、生殖、若さの維持も司ります。つまり、
子供がほどよいながらも早く元気に育つ。
第二次性徴を導き、生殖可能な時期をのばす。
妊娠、出産・産後の肥立ちを助け、男性であれば精子の質(運動率等)や量を良くする。
更年期が軽くすむように。
若返りや老化予防、元気で楽しいシニアライフ、
等々を助けます。
つまり、薬膳とは、単に、純粋に、自然科学であり、東アジアならではの栄養学です。ある食材が、その患者さんにとって、五臓六腑のうちの何を助け何を弱らせてしまうのか、薬なのか毒なのかということです。

一方、風水の開運食の食材としてのカニ、エビは…
風水の象微学や形状、形体学では、赤くてとがったものは、五行の火の属性です。五臓では心(しん)です。
それらには…情熱、インスピレーションやアイディアを受けては出す、鮮やかで明晰な知性、美や芸術、ハレとケ(非日常と日常)のうちハレ、等々の意味合いがあります。なので、火の力を持ち、心臓を助ける食材という扱いです。

おそらくは、甲羅が赤くとがっていたり、ハレの日にイベントで、特別な扱いのもと(実際に手をつけるときには無口になってしまうものの)盛り上がって食べる、エビ、カニなので…風水師さん達は、火にあてはめたのだと思います。

つまり、風水の開運食とは、人間が、他の人間とともにより良く暮らしてゆくための行動学や心理学の要素が強いのです。
気分や雰囲気を積極的に、自分やみんなのためにコントロールしてゆこう!!という願いから発しています。
アゲアゲになりたいときには、こういう食べ物や飲み物を、こういう状況にて、
ゆったりひそやかに力を貯えたいときには、別のメニューや場で、などと、五感を駆使して受け止め、考え、組み立てるのです。

肉体を作ることでメンタルにも効く薬膳とは違うことも多いのですが、いわば気分のための食養生といってもいいのかもしれません。
そういう意味では、縁起かつぎだらけの日本のおせち料理のほうに、より近いものを感じますね!

どちらの理論でゆくかは迷うところかもしれません。
(縁起が良くても体質に合わなかったら?)とか、
(ダメージがわずかですむなら、幸運を呼び込むぞ!!という景気づけも大切だし、イベントには参加したいし…)とか。

ご参考までに、用心深いことを言えば、アナフィラキシーショックを起こしかねない食材は避け、正月は病院は人手不足でしかも急患が多い、ということを踏まえたうえで、大丈夫な範囲内で実践して頂きたいと思います。

でも、きっと豊かな日本では、何かしら縁起も健康増進も両方兼ねる食材や調理法や食べ合わせなどがあるはずなので、探しがいがあると思いますよ!!楽しみながら元気になってくださいね!!
(近々、食に特化した東洋医学講座を実施する予定です。詳しくはお問合せ下さい。基本的には通常の講座と同じです)

「今年は心火(しんか)にご注目!!東洋医学と風水は?」①

あけましておめでとうございます!!

新しい年の幕開けということで、皆さんそれぞれに素敵な一年の計画やモットー、座右の銘等をお考えのころではないでしょうか?

やわらか堂は、そのような
「より良くなりたい」と願う皆さんのお役にたてますよう、
「楽しみながらの進歩や向上」を実践してゆきます。

2018年は、陰陽五行論に基づく風水によれば、
「火」の年だそうです。
正確には、2/4の立春から、2019年の2/3の節分までです。

「火」は、東洋医学では「心臓」に相当します。

東洋医学の純血種を自認し臓腑弁証が大好きな鍼灸師から見て「火の年とは何だろう?」ということを…
東洋医学と風水という、同じ陰陽五行論から生まれて枝分かれした二つの学問の同じところと違うところとを明らかにしながら解説していきたいと思います。

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その前に、少し、やわらか堂のスタンスを表明させて頂くと・・・

・鍼灸師が風水好きと聞いていぶかしむ人もいるかもしれませんが、大丈夫です。
 違いを押さえておけば何ら矛盾はありません。並立できるものなのです。

・また、やわらか堂は、幼少時から、自分のことはもちろん、社会や母国や世界全体のために良いことにも興味津々でした。
 後出しじゃんけんのようですが、風水がここまでポピュラーになる前から実用としても比較文化学としても(これは良さそうだ)と思っていました。
 とはいえ当時は、日本はまだ西洋のほうばかり向いていて、風水のみならず鍼灸等の東洋医学もマイナー扱いで一般市民の小娘が入手できる情報は、わずかだったのですが…

(風水無しの努力でここまで栄えた一般の日本人がこれから一人ひとり、他のアジア諸国の一般人のように日常に風水を取り込んだら…しかも、日本人ならではのまじめさで取り組んだら、すごいんじゃないか?一億総アゲアゲ状態に!!)と、よく考えていたものです。どこから手を付けていいか全然分からなかったのですが…

・本来占いや風水は、一部の王族貴族等の権力者のもので、おそらく今でも、秘伝や帝王学は、未公開だと思います。

・また、いい風水師さんや占い師さんや手法に会えるかどうかも分かりません。
 ですが、おおっぴらにされたなかで、自分が気に入って、やってみて成果を感じるようなものがあったら、その人や情報との出会いは人生の宝石のようなものだと思います。
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先に結論を言ってしまうと、人生や暮らしや健康状態や運をよくしたいとき、

東洋医学では(東洋医学ならではの)解剖生理学や栄養学そして五臓六腑に基づく心理学から解釈します。

風水では、象徴学(こういう色や形、物体にはこういう意味があるとシンボル等を決めたり分類して、世のため人のため積極的に使用していくこと)を使ったり、地勢や自然、街や居住空間を含む環境学、そしてある物事についてホモ・サピエンスなら、たいていこう感じるし、更に、東アジアの人間なら、このように考えることが多い、という文化人類学も含んだ心理学から解釈することが多いです。

まあ、要するに…
「鍼灸師さんはこう言うけど、風水師さんはああ言っているのはなぜ?」
という疑問に「どちらも正しいんですよ」ということを、できる範囲で風水も楽しんでいる、そろそろ中堅の鍼灸師が、解説させて頂きたいということです。
とはいえ、どうしても、東洋医学寄りになるとは思うので、もしも身近に風水師さんがいらしたり、良著に巡りあえたなら、風水ならではの考えもぜひ楽しんで頂きたいと思います。(実際、おもしろいですよ!!)

次回から、数回に分けて、具体的に説明させて頂きますね!!

「歯科向けの鍼麻酔の経穴について」 ②

==(雑学部分)

未経験ですが、人中への刺激も効くかと思います。水溝(すいこう)と同義です。経穴でもあり、武道の急所でもある人中(じんちゅう・にんちゅう)は、有り体に言うと「気絶した人を起こし、起きている人を気絶させる」はたらきがあります。おそらく、鍼麻酔では、痛みという生体反応をにぶらせつつ、失神は予防するのだと思います。
余談ですが、馬の獣医さんは、
鼻ネジという、やっとこのような道具で、馬の鼻の下や上くちびる(人中を含むあたり)をつねりあげて、ごくわずかな麻酔のかわりにします。軽い鎮痛、鎮静作用があるらしく、ちょっとした治療や、馬にとっては恐い、慣れない処置等は、鼻ネジをしたままササッとすませます。
馬にも、大型動物を扱う人間にも、安全で優しいやりかたです。

初めて間近で見たときは正直半信半疑で…
(そりゃ、こんなとこつねられて固定されていたら、もっと痛くなるのが怖くて一歩も動けず、頭も振れないんじゃないかなぁ?)とも思ったのですが、馬のまなざしが、トロンと和んでいたり、全身の筋肉がほどよくゆるんでいたので納得できました。まるで、マッサージを受けている人が、
「少し痛いけど気持ちいい~~!!効く~~!!」
とでも言っている時のような風情でした。

・例えば、人間も、歯や首から上の治療の直前まで、鍼で響かせたり、患者さんがご自身でつねったり、爪を立てて刺激しておくのもいいかと思います。
・歯科の患部に近い部分なので、患者さんも納得しやすいと思います。

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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