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「今年は心火(しんか)にご注目!!東洋医学と風水は?」③

~「火の年=心臓の年」の歓喜とリスク管理~

風水で火の年であれば、それは東洋医学の心臓の年でもあります。良い面がたくさんあります。

とはいえ、五臓のうちどれか一つのエネルギーだけが突出することの危なっかしさを熟知している鍼灸師達にはハラハラものの情報でもあります。

晩秋から年末には、様々な風水師さん達が出版された、翌年の開運法の本を固唾を呑んで立ち読みするのが恒例です。

なぜなら、例えば、心臓のエネルギーが突出しすぎた場合…

・心臓病や脳血管障害等、血管がつまる固まる、破裂する等の病気になりやすい。
・東洋医学で、心臓は五感を統括したり、知能や精神や感情を司っているので、それらが、正常に働かなくなる。
例えば、見たり聞いたりした情報をまとめあげ、適切な行動につなげる等がうまくいかない。
あるいは、うつや燥のどちらか、又は燥とうつ交互に、その他メンタルの病気にかかりやすくなる。

というリスクが高まってしまうのです。

患者さんや身近な人ではない、例えば、有名人であっても、ご活躍ぶりのタイプによって、今後かかりそうな病気を、ある程度推測できます。
それゆえ、東洋医学に携わる者は「未病を治す」ことができるのです。

例えば…
・いつも楽しげで有能な、時には常人にはよくわからないハッピーなトークを繰り出す某監督が、脳血管障害に。
おそらく、ここで全国の(東洋医学派の)鍼灸師達は、(やっぱりか!自分でよければこうなる前に鍼してさしあげたかった!!なんなら、今からでも!!)と、嘆息しつつ奮い立ったことでしょう。

・また、幼少期から愉快な性格で、青春時代一家離散し、苦学生となるもその陽気さで乗り越え、ハッピーで、時におバカなまでにおもしろいエッセイを連発していた作家さんが、(気分としてでなく)病気としてのうつ病に。
(ゆっくりご活躍でもよかったのに!!)と、ここでもやはり東洋医学を知る者は、ジタバタと悔しがります。
また、この方は、正に、心臓の経絡のスタート地点である腋の下にひどいおできができたことがあります。
(そりゃあ、この人におできができるとしたら、ここだよねぇ)と、大きくうなずきました。

・また…、文中に、エクスクラメーションマーク(感嘆符!俗に言うビックリマーク)や、☆や♡やその他アイコンを使いすぎじゃないか?と、大好きながらも思ってしまう、生き方のアドバイスもされる作家さんは、やはり、心臓病を患いました…。
(だよねぇ… この方は、陰陽五行にもお詳しくて、バランスをとる努力もされていたはずだけど、追いつかなったんだなぁ…)

…等々です。
加えて、ポジティブ思考は、うつになる、とか、お笑い漫画家やコメディアンは一発屋で終わったり、燃え尽きるのが早い、といったよくあることも、心臓のエネルギーばかりを使いすぎた反動や末路のことが多いのです。
ここまでお読みになられて(ええ!!風水って、五臓には毒なの?!バランスをくずしちゃうの?やりすぎてはいけないの?!)と恐くなってしまう方もいらっしゃると思いますが…

でも、ご安心ください!!
さすが、ベテラン風水師さん達は「心・火の年」のうちの
・熱しやすく冷めやすい、スピーディーだがすぐ燃え尽きる
・何事も過剰で興奮しすぎ、ゴテゴテと派手
・あたまに血がのぼってばかりとか、あたまでっかち
という弱点をほどよく落ち着かせ、強みに変えるテクニックを、ご著書のあちこちに、すでに散りばめていらっしゃいました!!

五行を知る鍼灸師は、立ち読みししつつニヤニヤとして、
(相生《相性のいい他のエネルギーと助け合う法則》をお使いになったのね、分かる、分かる!!)
とか
(相克《ここでは相性の悪いエネルギーを少しぶつけてバランスをとる》で、ブレーキをおかけになったのね、うん、うん!!ピッタリ!!)
などと、ほくそ笑んでいます。

縁起本を読んでは時折冷や汗を流しつつ一転ハイにもなる
傍から見たら、神経過敏で過剰反応の、あやしい人ですが、こちらは陰陽五行の大宇宙のすばらしさにうっとりひたったり、トリップしたり(鍼灸治療でも、一緒、一緒!!)と、風水師さん達に連帯感を感じたりしている真っ最中です。
(物事を表層的にだけ見てはいけません!!)

例をあげると…ある風水師さんは、この一年の
ラッキーカラーに、
・火に直接ちなんだ色と、
・火が、立派に豊かに、それでいて長きにわたって燃えることができるようにと、火を助ける木(もく)のエネルギーを表す色を加え
・火の過剰や毒のガスぬきのために、火から力を頂いている土(ど)のエネルギーを表す色も足して
結果、盤石の体制ができあがっています。お見事!!です。

鍼灸でも、五行の相生相克を考慮する鍼灸師なら似たことをします。
一つの器官、例えば、心臓のために最低でも15の作戦があります。全て使うとは限りませんが気にかけます。
心臓そのものを          強く ふつうに 弱く
心臓を助けている肝臓を      強く ふつうに 弱く
心臓に助けられる脾臓を      強く ふつうに 弱く
心臓にプレッシャーをかける腎臓を 強く ふつうに 弱く
心臓からプレッシャーをうける肺を 強く ふつうに 弱く
等々です。
この15ケに加え、患者さんそれぞれの、個人的な事についてカウンセリングもしたり、陰、陽や気、血、津液など、他の要因も考慮して、鍼を打ったりするのです。

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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