FC2ブログ

「今年は心火(しんか)にご注目!!東洋医学と風水は?」②

~さまよえる東アジアのエビ、カニ、の効き目とは…?~

お正月に(たまには)と、エビやカニを奮発したり、量や質をグレードアップされた方も多いと思います。
実は、この食材は、東洋医学の薬膳でも、風水の開運食でもとても重要なものなのです。

が…、しかし…
その意味合いは、薬膳と開運食とでは全く異なります。そしてそれゆえに東洋医学の栄養学と風水の中の行動学としての開運メニューとの違いについて説明するのに、これほどうってつけの食材はありません。説明するのも楽で楽しいテーマです。

(ドラムロール)デロデロデロデロデロデロ…、ジャジャーン!!

東洋医学では、エビ、カニは、腎臓膀胱を助け、体内の水を整えます。人が生まれながらに持っている生命力とか、体力貯金のようなものを長く保てるよう支えます。東洋医学の腎臓は、成長、生殖、若さの維持も司ります。つまり、
子供がほどよいながらも早く元気に育つ。
第二次性徴を導き、生殖可能な時期をのばす。
妊娠、出産・産後の肥立ちを助け、男性であれば精子の質(運動率等)や量を良くする。
更年期が軽くすむように。
若返りや老化予防、元気で楽しいシニアライフ、
等々を助けます。
つまり、薬膳とは、単に、純粋に、自然科学であり、東アジアならではの栄養学です。ある食材が、その患者さんにとって、五臓六腑のうちの何を助け何を弱らせてしまうのか、薬なのか毒なのかということです。

一方、風水の開運食の食材としてのカニ、エビは…
風水の象微学や形状、形体学では、赤くてとがったものは、五行の火の属性です。五臓では心(しん)です。
それらには…情熱、インスピレーションやアイディアを受けては出す、鮮やかで明晰な知性、美や芸術、ハレとケ(非日常と日常)のうちハレ、等々の意味合いがあります。なので、火の力を持ち、心臓を助ける食材という扱いです。

おそらくは、甲羅が赤くとがっていたり、ハレの日にイベントで、特別な扱いのもと(実際に手をつけるときには無口になってしまうものの)盛り上がって食べる、エビ、カニなので…風水師さん達は、火にあてはめたのだと思います。

つまり、風水の開運食とは、人間が、他の人間とともにより良く暮らしてゆくための行動学や心理学の要素が強いのです。
気分や雰囲気を積極的に、自分やみんなのためにコントロールしてゆこう!!という願いから発しています。
アゲアゲになりたいときには、こういう食べ物や飲み物を、こういう状況にて、
ゆったりひそやかに力を貯えたいときには、別のメニューや場で、などと、五感を駆使して受け止め、考え、組み立てるのです。

肉体を作ることでメンタルにも効く薬膳とは違うことも多いのですが、いわば気分のための食養生といってもいいのかもしれません。
そういう意味では、縁起かつぎだらけの日本のおせち料理のほうに、より近いものを感じますね!

どちらの理論でゆくかは迷うところかもしれません。
(縁起が良くても体質に合わなかったら?)とか、
(ダメージがわずかですむなら、幸運を呼び込むぞ!!という景気づけも大切だし、イベントには参加したいし…)とか。

ご参考までに、用心深いことを言えば、アナフィラキシーショックを起こしかねない食材は避け、正月は病院は人手不足でしかも急患が多い、ということを踏まえたうえで、大丈夫な範囲内で実践して頂きたいと思います。

でも、きっと豊かな日本では、何かしら縁起も健康増進も両方兼ねる食材や調理法や食べ合わせなどがあるはずなので、探しがいがあると思いますよ!!楽しみながら元気になってくださいね!!
(近々、食に特化した東洋医学講座を実施する予定です。詳しくはお問合せ下さい。基本的には通常の講座と同じです)

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

最新記事