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「歯科向けの鍼麻酔の経穴について」 ②

==(雑学部分)

未経験ですが、人中への刺激も効くかと思います。水溝(すいこう)と同義です。経穴でもあり、武道の急所でもある人中(じんちゅう・にんちゅう)は、有り体に言うと「気絶した人を起こし、起きている人を気絶させる」はたらきがあります。おそらく、鍼麻酔では、痛みという生体反応をにぶらせつつ、失神は予防するのだと思います。
余談ですが、馬の獣医さんは、
鼻ネジという、やっとこのような道具で、馬の鼻の下や上くちびる(人中を含むあたり)をつねりあげて、ごくわずかな麻酔のかわりにします。軽い鎮痛、鎮静作用があるらしく、ちょっとした治療や、馬にとっては恐い、慣れない処置等は、鼻ネジをしたままササッとすませます。
馬にも、大型動物を扱う人間にも、安全で優しいやりかたです。

初めて間近で見たときは正直半信半疑で…
(そりゃ、こんなとこつねられて固定されていたら、もっと痛くなるのが怖くて一歩も動けず、頭も振れないんじゃないかなぁ?)とも思ったのですが、馬のまなざしが、トロンと和んでいたり、全身の筋肉がほどよくゆるんでいたので納得できました。まるで、マッサージを受けている人が、
「少し痛いけど気持ちいい~~!!効く~~!!」
とでも言っている時のような風情でした。

・例えば、人間も、歯や首から上の治療の直前まで、鍼で響かせたり、患者さんがご自身でつねったり、爪を立てて刺激しておくのもいいかと思います。
・歯科の患部に近い部分なので、患者さんも納得しやすいと思います。

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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