詩は文字で描く絵画・春の筑波山 ②

ある日、突然、つくば山がこの地に贈ってくれている恩寵を激しく認識できてしまいました。浮かんできたイメージから詩ができました。神聖な衝撃とでもいうべきひらめきでした。

紫峰 いさぎよく その名を脱ぎ捨て
緑陰に 命育み
苗を待つ あまたの水田に
分け隔てなく
美しき影を 幾たびも捧げ
惜し気なく
水面(みなも)に身を投げ出して
風に ゆらぎふるえ
人々の心をざわめかせ 瞳を幼児に戻す

天からの 高貴なる気を
招(を)きて抱き寄せ
地と人に 伝えふるまう
絶えざる豊穣を 導きそそぐ

在るがままに在りて 企てることもなく
何ら変哲なき平野を
まほろばに変えゆく
うるわしき つくばよ

臆することなく創作し、発表するのを、よく不思議がられます。
また、作品や幸運は、準備ができた人のところに降りて来るともよく言われます。
そこで、この詩のためにいつの間にかしていたのかもしれないことを、思いつくまま並べてみます。

どなたかの創造性発揮のご参考とか、お役に立てたら幸いです。

~言霊好き、音霊好き、エッセンス好き~
・もともと、祝詞や聖歌を目読したり、音楽として聞くのも好き
・それが高じて合唱団に入って、自分でも歌った
・鍼灸師という仕事柄、古文、漢文になじみがある
・患者さんのおしゃべりや自覚症状について背後にあるものや本音も含めてまとめて、エッセンスにしてすばやくカルテに記す習慣がある

~地域愛~
・地域のお役に立ちたい自営業者として、土地の個性や住民の気質、人々の暮らしぶり等をいつも考えている。旅行も好きで、対比しつつ、旅先も地元も愛している。よって、ゲニウス・ロキ(土地柄、地域性。広義では、土地が放つその土地ならではのエネルギーや霊のようなもの。そこに住む命に影響を与える)をよく観察して面白がるクセがある。
・つくばの麓について…気候風土も丁度良く、天災も少なく、人が住みやすい豊かな土地だけど、平坦でのっぺりしているフシもある。袋田の滝や山脈のある県北や、太平洋沿岸部に比べて、派手な見どころに欠けている。と常々思っていた。
・その思いは、裏を返せば、そのまま、筑波山へのありがたみに変わる。(県南にも!!自然の見どころがあった!!)

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

最新記事