詩は文字で描く絵画・春の筑波山

いつもなら詩心に欠け、書いたとしても陽気な説明文になってしまいがちです。情緒のかけらもありません。

余談ですが説明能力や、教える力はあるほうなので、ある日、大先輩の前で後輩にテキパキ教えたところ…(日頃私達の教えたことをすぐにできないくせに。普段から今みたいにインプットもアウトプットも気を効かせなさいよ!!)

という、イライラ光線を浴び続けるはめになりました。(その後も!!)
(別にさぼっていた訳ではなく、能力の著しい偏りにすぎず…
それに、ゆっくりながらも、先輩達の言うことをちゃんと聞いていたから、今、良い教え方ができたんですよ~)という心の声がむなしくこだまし続けました。

開業し、その能力は益々高まり…難しいことを、分かりやすく明快に教えるのが、時に、アダになり、東洋医学が大したことない学問だと誤解されてしまうことすらありました。すごい濡れ衣感があります。

そんなある日、両替や買い物のために車を出し、視界の端で筑波山や美しい風景を眺めていたところ、ふと、断片的な言葉やゆるぎないイメージが湧いてきました。

いくつかの言い回しは、勝手に出て来て、次に、それらをつなげるために、イメージにふさわしい言葉を探したり、しっくりくるまで練り上げて、あてはめました。更に言えば、完成品があって、思い出しながら、欠けを埋めていったような感じもありました。

紫峰 いさぎよく その名を脱ぎ捨て
緑陰に 命育み
苗を待つ あまたの水田に
分け隔てなく
美しき影を 幾たびも捧げ
惜し気なく
水面(みなも)に身を投げ出して
風に ゆらぎふるえ
人々の心をざわめかせ 瞳を幼児に戻す

天からの 高貴なる気を
招(を)きて抱き寄せ
地と人に 伝えふるまう
絶えざる豊穣を 導きそそぐ

在るがままに在りて 企てることもなく
何ら変哲なき平野を
まほろばに変えゆく
うるわしき つくばよ

我ながら(だっ、誰?!)という仕上がりになりました。

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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