2015年 鍼灸は働く女性の味方です!! ⑥

「肝について」

そしてまた、手元には、借りてきたばかりであっという間に読み終えた本、「テケテケ伝」があります。作者の寺内タケシさんの言動は、これまた木(もく)の気にあふれています。

もしも、誰かから、「肝の気が強い人ってどんな人ですか?」と質問されたら、「『テケテケ伝』」に全部、書いてありますよ』」と答えてもいいくらいです。

電子楽器はよく分からない私ですが、地元タウン誌でのインタビュー記事を読んで以来、「こんなにおもしろい人が、となり町土浦市ご出身だなんて!!」とワクワクしています。

「テケテケ伝」も、エレキギターという、なじみのうすい分野にもかかわらず、周辺のエピソードがとても楽しく、勇気が湧いてきます。高校生までは県南地域にいらしたので、知っている地名や場所が出る度、(若き日の、寺内さんがこんな事を、、、、)と、笑ったりジーンとしたりしています。

肝の才能が豊かな人が、目一杯、自分を生きる時、周りの人をも鼓舞します。その様子はとても痛快で、痛快すぎて笑ってしまうことも。この本も、(すごいなあ、かっこいいなあ)と読み進めてゆくのですが、そのうち(ゲッ!!なんて事を、、、、、)とヒヤヒヤ。でも、理想と志の高さによるものなので、たいていはホッと胸をなでおろせる結果に。

寺内さんに叱られた人達が一念発起して、十数年後。立派な体育館(バレーコートが六面取れる!!)を作り、更に、そこでのこけら落としは寺内さん達以外にありえない、と実現させたエピソードも。

そして、一番、腹を抱えて大笑いしつつ心打たれた話は、、、、、「旧ソ連のお役人にゴリ押しして、3年後のコンサートを、なんとか4ヶ月後にしてもらう」、、、、です。

旅好き、紀行エッセイ好きなら、もう、内容が分からずとも、笑ってしまいます。「一体、何て言ったの?何をやらかしたの寺内さん!!」

いきさつは、旧ソ連のたった一人のファンのためにコンサートをしたい。しかも、その女の子エリーナは、重度の白血病なので、一刻を争う状況である。

「『よし、ソ連に行くぞ。エリーナに生の演奏を聴かせてやろうじゃないか!』と威勢よくいったはいいが、ノボシビルスクがどこにあるのかもわからなければ、、、、」と右も左も分らないのにあらゆる手だてをつくして成功させてしまいます!!

しかも、エリーナの地元だけのつもりが、ソ連全土で38ステージを、52日間でまわる一大コンサート・ツアーに!!

それなのに、、、、日本での予定をひらあやまりで全てキャンセルした為、キャンセル料を沢山払い、しかも、ソ連からのギャラは少なく、しかも半分はルーブルで。円に換えるのがむずかしく、手数料も高額。ということで、なんと、三千万の赤字に!!

このように、肝の力の強い人は、自分が発展するだけに留まらず、人生で肝の時期にある子供や若者たちをサポートするためにいつまでも、どこまでも奔走できるという才能があります。

たとえば、このほかにも、寺内さんは、エレキギターが不良をつくり出すという偏見や誤解を解くためにハイスクールコンサートをライフワークの一つにされています。赤字が前提のコンサートを、’99の11月の時点で、一千校、達成されています。

子供の気質を理解し導く事のできる人は、たいてい、肝の気が豊かです。

大人達が、自分や幼なじみの子供時代を思い出し、かつ、今時の子の気持ちを分って支える事ができたら、、、、そしてそれを何世代にもわたって実践できたら、素晴らしい世界になると思います。

現時点では、やわらか堂は、まずは大人の女性に元気に幸せになって頂く事でそのお役に立ちたいと思っています。

皆様の肝の疏泄(そせつ)と条達(じょうたつ)がうまくいき、魂(こん)が満たされますように!!

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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