「ままとーん」の皆様へのお礼状 ③

あるお母さんは・・・ 2


両親から実の子とは思えないほどの扱いを。健全な自己愛が育つきっかけがないまま成人。そんななかでも、生まれつきのガッツと、ノブレスオブリージュ精神で他人に接していました。良い友人知人が多い一方で、彼女をないがしろにする人から自分を守れず、それどころか、彼らにつくしてしまう事までも。彼女もやはり、主訴よりも、自分で自分を取り戻すのが第一で、カウンセリングを重視しました。

主訴
腰痛、肩コリ、不眠、肌あれ、肩コリがひどいと頭痛、目の疲れ、安胎(初診時妊娠20週目)、安産希望

転機となった会話(31回目、初回から11週目)
子供についての気の毒な話題(身内が家族を手にかけた際、生き残った子が、犯罪者の血を引く人間はいらない、と、施設に追いやられた)になった時の事です。彼女の持ち前の愛といつくしむ心があふれ出て、ピークに達したタイミングで、「今その子を思いやったのと同じだけの愛を、自分自身にあげたことがありましたか?今、自然に、どんどん湧いてくるその気持ちを?」とお聞きしたら、目からウロコとの事でした。今まで、自分をそまつにしてきた事にショックを受けつつ、気付けて良かった!!とキラキラしていました。「愛し愛されることについて、入口にすら立ててなかった、と分った」との事。

改善した事
上記の主訴のほとんどが消えました。お産については、後述

初回
もともと目のパッチリした方なのに、生気が無く、くまや、腫れぼったいまぶたでの初診でしたが、疲れ、腫れが消え、白目が美しく、瞬きは生き生きし、視野が広がり、よく見えるように

15回目 初回から4週間
睡眠は長さ、質、共によく、8H程ぐっすりのことも。ちゃんと元気が出る眠り。二度寝もできる

17回目 初回から5週間
いつ満腹になったかが自覚できるようになり、自分自身の体重は1kgへった。

20回目 初回から6週間
虫にさされなくなった。気が充実すると、体表面を守る力が増し、悪いものを寄せつけなくなります

22回目 初回から7週間
妊娠8カ月目で逆子だとわかる。至陰のお灸、月曜にお灸、その後、水曜まで活発に動きまわり、10日後の健診で治っていると分った。毎回お灸を続け、良い位置のままで。

26回目 初回から9週間
身内を含む、とりまく人や他人の勝手な ふるまいに、きっぱり、NOと言えるように。同時に、彼女に対し誠実な人とのきずなは深まり、付き合いが再開したりもしました。彼女もとても努力して、癒しの自己啓発本を沢山よんでは実践していました

43回目 初回から18週間
予定日を過ぎても生まれず、陣痛を早め、産道が開くよう施術。その夜陣痛、産道も数cmまでは開いたものの結局は帝王切開に。ご本人いわく「あと数回受けられたら開いてたと思う。入院になり、受けられなかったけど」との事でした。

44回
今は元気に育児中です。



ツボの選び方
患部以上に、東洋医学では、一つの臓器に一つの感情がセットになっているので、そのバランスをとります。
五臓では・・・
  • 肝 → 怒り、がんばりすぎ、〆切、ルール
  • 心 → 興奮、はしゃぎすぎ、知能
  • 脾 → 人にふりまわされる、決断できない、迷い
  • 肺 → 悲しみ、メソメソ、うじうじ
  • 腎 → 怖がり、本能

会話と並行して進めてゆきます。

それではまた。皆様もご自愛ください。ありがとうございました。 小関理恵
カテゴリ
プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

最新記事