「ままとーん」の皆様へのお礼状 ②

あるお母さんは・・・ 1


遠くにお住まいで、里帰り出産の為の帰省中に来院されて、出産直前まで連続して来院されました。お会いした瞬間、(あ、体の主訴より、気持ちのほうだ)と感じました。

主訴
予定日が過ぎても生まれない、不眠、考えすぎ、肩コリ、膝の痛み

会話から分かった事
幼少時から人に気をつかいすぎ。家族を助けようとばかりしていた。他のきょうだいはマイペースだったのに、がまんしたり、がんばりすぎていた。その家族から指摘されるほど。おとなになっても、そう。甘えべた。
「親が子供にできる最高のことは、自分自身とパートナーを愛すること」という名言がある、とお伝えしたところ、彼女と彼女のお母様には、思うところがあり、深く感動されていました。

経過
首、肩のコリは激減。多少ぶり返しても、自力で回復できるように。

膝は、膝が良くなると、昔痛めた足首が痛くなる、と繰り返しつつも、徐々に良くなる。出産後の体重の変化や重心が変わる事でまた再発する可能性はあると説明

不眠は、考えすぎや気をつかいすぎ、ストレス、自分の気持ちを押し込めるのをやめるのと同時に良くなってきた。寝つきが良く、まとまってねむれる。夜中に目覚めたとしても、すぐまた二度寝できる。以前のように夜中や明け方、マイナス思考や不安が長時間湧いてきてしまう事がなくなった。

 夫が仕事を終え、他県からはるばる駆けつけて、立ち会ってくれるのを待っていたかのように、産気づき、無事出産。

それは同時に、お母さんの心のモヤモヤがほとんど晴れたタイミングでもありました。人生のデビューが、お母さんが癒され、腹が決まって、お父さんが一緒にいてくれる時だなんて、本当に、お見事!!としか言いようがありませんでした。

 ご自身が「自分が甘え下手で、受け取る愛が分からず、結局、ガス欠に。奮い立たせて、愛を与えようとしても、どこか、ウラミ節ナゲキ節になり、物事がうまく回らない。」という現状を認め、これからは甘え上手になり、心軽く、心開き生きよう、と決心したころに、上記の症状がやわらぎはじめました。目がキラキラしはじめました。仮に、カウンセリング無し、鍼灸だけでも大分症状はへりますが、本人が自覚、決心したとたん、自分を治す力が作動しはじめて、効果が長持ちしたり、期待する以上に元気になります。肩、足首、膝、不眠は、どれも、サポートを受け取れない人が悪くしがちな場所です。自分だけで背負いこむ方によくあらわれます。
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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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