FC2ブログ

ガンに鍼灸、東洋医学 ⑪

「ガン治療のための瞑想やイメージ法、洋の東西 東洋編」

今回は東洋医学的なアプローチによる瞑想やイメージ法です。ここで言う東洋医学とは、中国発祥で周辺の東アジア諸国に広まった東アジアの医学を指します。そして、それぞれの国ならではの医術や考え方も加味されて練り上げられたものです。

東洋医学は、この世での幸せを素直に追及する古代の中国で発展してゆきました。地位や権力等安定した立場を得て、心楽しく、裕福になって、更には健康な体で長生きしてそれらを満喫し続けたいという訳です。健康増進、滋養強壮医学です。

先述の「福・禄・寿」です。
(西洋医学の成り立ちが、戦場、戦争によるところが大きかったのと比べると大分手法も思想も異なります)

なので、東洋医学的アプローチの瞑想、イメージ法は、とにかく本人の心と体が健やかであること、生命力にあふれていることを目指します。幸せで、体力にゆとりがあって、適切な生活習慣を行えば、ガンやその他の病気はおのずと消えてゆく、というものです。予防(未病を治す)にも使えます。

もちろん、鍼灸や漢方にも、ガンという塊を直接消そうとする手技や処方もありますが、単に消せばいいというものではなく、なぜ塊ができたのかを理解して解決することが主軸になっています。

また、東洋医学理論では、ある感情と、ある臓腑や器官がセットになっているので、ガンの発生部位と対になる感情をしっかり癒し、ストレスを解放することで体も治すというメンタルからの働きかけも、既に洗練されたものがあります。

また、後でいくつか例を挙げますが、森羅万象あらゆるものに意味があり、聖なる生命が宿る、とする東洋思想により、ガンにも存在理由がある、とか、教師であると見なして愛でながら治した人も多数いらっしゃいました。

体に優しく、ガンそのもののことも尊重したイメージ法、瞑想穂をいくつか挙げますと…

〇 寺山心一翁さんは、ガンを自分の一部、自分が生み出した愛すべき病んだ子供のようなものと感じて、無条件の愛を送り続けました。
そんなことをしたら、ガンが早く大きくなってしまうのでは?と危惧する意見も多いのですが、実際は…愛を送られたガン細胞は、かつての自分の姿、正常細胞に戻っていったそうです。

〇ガンを教師やアドバイザー、安全なほうへ導いてくれるためのバロメーターと見なす考え方。
ある健康指向の女性が、運動もして食事にも気をつかっていたのになぜ?とガンそのものに向き合い質問したところ…あなたは仕事のリストに振り回されてばかり、人生を楽しんでこなかった。人生の喜びなんてありましたか?という答えが返ってきて衝撃を受けたそうです。
女性は、(身体ばかり気にかけていた。もちろんそれも大切だけど…これまで自分の感情を一切考慮せずに来てしまった。これからは、心の健康を重視しよう)と思えるようになり、実際検査結果も正常になったそうです。
日本語には「無病息災」という言葉と「一病息災」という言葉があります。
「一病息災」とは、何か一つの持病や弱点はあるものの、それに注意したり、体全体をいたわることで、かえって丈夫で長生きできるという、災い転じて福となすことの健康バージョンです。
もちろん、病をあまり美化しすぎることや疾病利得(病気でトクをしてしまうこと)への依存が始まることは危険ですが…
一病息災は、本人の知恵と工夫、健全な努力が産み出した美しい成果だと思います。この女性のように、ガンを自然なやり方で治した人達は一病息災をとても上手に活用した生命力のアーティストのようです。

〇ブランドン・ベイズさんは、婦人科系の腫瘍(ご著書にはガンとも良性とも悪性とも書かれてはいませんので、腫瘍とさせていただきます)を消し去りました。バスケットボール大の腫瘍が消えて、産婦人科の先生が、年齢を考えるととても珍しいくらい完璧な子宮とおっしゃるぐらいまでに回復したそうです。
この方は…つらい思い出や心の痛みから自分を守ろうとしてそれらを体内でパッケージに入れてフタをした。フタが外れないように(腫瘍の)細胞たちがどんどん増殖していった。腫瘍は、私がつらい記憶に直面しなくてすむように守ってくれていた。腫瘍がずっと私にしがみついていると思っていたけれど、実は、自分のほうが思い出さずにすむようにしがみついていたと気づいたそうです。この方がされたのは、
・きっかけとなった出来事をありありと思いだし、自分や関わった人や状態を許すこと。つらい物語を終結させること。
・自分の感情の深みに潜ってゆき、自分の魂や、絶対的な安らぎ、愛、全て、大いなる命の源等につながる、又は、思い出す。
・その間、無限の内なる知性や生命の働き、内なる導きをただただ信頼し実践する…等々でした。
カテゴリ
プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

最新記事