「ままとーん」の皆様へのお礼状 ①

数年前地元の育児雑誌「ままとーん」の産婦人科にやる気のある鍼灸院リストに載せていただきました。お礼状に、加筆・訂正をしています。


「ままとーんNo8」の鍼灸院のリストにのせて頂きました、やわらか堂鍼灸院の小関理恵と申します。おかげさまで「ままとーん」を読んで、という患者さんが何人も来院されました。ずっと、エピソード等を集め、治験例のご報告を、したいと思っていました。この度、いくつかまとまったので、やっとご報告できるのが嬉しいです。

「ままとーん」の皆さんや、誌面と同様に、読者の方達は皆、意識や志が高い方ばかりでした。西洋医学とは全々違う、東洋医学という未知の分野に対しても効果が出るまで、ちゃんと実行して下さる方達ばかりでした。ありがとうございました。お役に立てて、東洋医学にも関心を持っていただけて幸せでした。

患者さん達の産婦人科系が整い、妊娠、出産、育児に至るまでは、本当に様々なドラマがありました。未解決のわだかまりが浮上し、ある程度癒されるまではなかなか次に進まないようでした。
妊娠しずらい、予定日が過ぎても生まれない、等の遅れがちな事例では、お母さんの心と体の準備ができるまで、赤ちゃんが待ってくれているようでした。



先日、古本屋さんで、棚一列のほとんどが育児虐待の本で埋まっているのを発見しました。同じタイトルばかりがゾロゾロ並んでいるのを見て、セラピストとしていつも腹がすわっている私ですら、さすがにビックリでした。
(この本を定価で買って、売りに出した人が、この地域だけでこんなに・・・ 店頭に並んでいるのを氷山の一角とすると、一体どれだけの人が、まだ、手元に置いているんだろう・・・早くこころと体の浄化や学びを終え、卒業し、自分を癒して欲しい・・・ 子供達はもちろん、大人の中の幼な心が満たされる社会になりますように。その中で、みんなが自分の人生を幸せなものにできますように。)と祈りました。まずはパパ、ママ、周りの大人達が満たされていると、最高ですね!!

「ままとーん」の皆様へのお礼状 ②

あるお母さんは・・・ 1


遠くにお住まいで、里帰り出産の為の帰省中に来院されて、出産直前まで連続して来院されました。お会いした瞬間、(あ、体の主訴より、気持ちのほうだ)と感じました。

主訴
予定日が過ぎても生まれない、不眠、考えすぎ、肩コリ、膝の痛み

会話から分かった事
幼少時から人に気をつかいすぎ。家族を助けようとばかりしていた。他のきょうだいはマイペースだったのに、がまんしたり、がんばりすぎていた。その家族から指摘されるほど。おとなになっても、そう。甘えべた。
「親が子供にできる最高のことは、自分自身とパートナーを愛すること」という名言がある、とお伝えしたところ、彼女と彼女のお母様には、思うところがあり、深く感動されていました。

経過
首、肩のコリは激減。多少ぶり返しても、自力で回復できるように。

膝は、膝が良くなると、昔痛めた足首が痛くなる、と繰り返しつつも、徐々に良くなる。出産後の体重の変化や重心が変わる事でまた再発する可能性はあると説明

不眠は、考えすぎや気をつかいすぎ、ストレス、自分の気持ちを押し込めるのをやめるのと同時に良くなってきた。寝つきが良く、まとまってねむれる。夜中に目覚めたとしても、すぐまた二度寝できる。以前のように夜中や明け方、マイナス思考や不安が長時間湧いてきてしまう事がなくなった。

 夫が仕事を終え、他県からはるばる駆けつけて、立ち会ってくれるのを待っていたかのように、産気づき、無事出産。

それは同時に、お母さんの心のモヤモヤがほとんど晴れたタイミングでもありました。人生のデビューが、お母さんが癒され、腹が決まって、お父さんが一緒にいてくれる時だなんて、本当に、お見事!!としか言いようがありませんでした。

 ご自身が「自分が甘え下手で、受け取る愛が分からず、結局、ガス欠に。奮い立たせて、愛を与えようとしても、どこか、ウラミ節ナゲキ節になり、物事がうまく回らない。」という現状を認め、これからは甘え上手になり、心軽く、心開き生きよう、と決心したころに、上記の症状がやわらぎはじめました。目がキラキラしはじめました。仮に、カウンセリング無し、鍼灸だけでも大分症状はへりますが、本人が自覚、決心したとたん、自分を治す力が作動しはじめて、効果が長持ちしたり、期待する以上に元気になります。肩、足首、膝、不眠は、どれも、サポートを受け取れない人が悪くしがちな場所です。自分だけで背負いこむ方によくあらわれます。

「ままとーん」の皆様へのお礼状 ③

あるお母さんは・・・ 2


両親から実の子とは思えないほどの扱いを。健全な自己愛が育つきっかけがないまま成人。そんななかでも、生まれつきのガッツと、ノブレスオブリージュ精神で他人に接していました。良い友人知人が多い一方で、彼女をないがしろにする人から自分を守れず、それどころか、彼らにつくしてしまう事までも。彼女もやはり、主訴よりも、自分で自分を取り戻すのが第一で、カウンセリングを重視しました。

主訴
腰痛、肩コリ、不眠、肌あれ、肩コリがひどいと頭痛、目の疲れ、安胎(初診時妊娠20週目)、安産希望

転機となった会話(31回目、初回から11週目)
子供についての気の毒な話題(身内が家族を手にかけた際、生き残った子が、犯罪者の血を引く人間はいらない、と、施設に追いやられた)になった時の事です。彼女の持ち前の愛といつくしむ心があふれ出て、ピークに達したタイミングで、「今その子を思いやったのと同じだけの愛を、自分自身にあげたことがありましたか?今、自然に、どんどん湧いてくるその気持ちを?」とお聞きしたら、目からウロコとの事でした。今まで、自分をそまつにしてきた事にショックを受けつつ、気付けて良かった!!とキラキラしていました。「愛し愛されることについて、入口にすら立ててなかった、と分った」との事。

改善した事
上記の主訴のほとんどが消えました。お産については、後述

初回
もともと目のパッチリした方なのに、生気が無く、くまや、腫れぼったいまぶたでの初診でしたが、疲れ、腫れが消え、白目が美しく、瞬きは生き生きし、視野が広がり、よく見えるように

15回目 初回から4週間
睡眠は長さ、質、共によく、8H程ぐっすりのことも。ちゃんと元気が出る眠り。二度寝もできる

17回目 初回から5週間
いつ満腹になったかが自覚できるようになり、自分自身の体重は1kgへった。

20回目 初回から6週間
虫にさされなくなった。気が充実すると、体表面を守る力が増し、悪いものを寄せつけなくなります

22回目 初回から7週間
妊娠8カ月目で逆子だとわかる。至陰のお灸、月曜にお灸、その後、水曜まで活発に動きまわり、10日後の健診で治っていると分った。毎回お灸を続け、良い位置のままで。

26回目 初回から9週間
身内を含む、とりまく人や他人の勝手な ふるまいに、きっぱり、NOと言えるように。同時に、彼女に対し誠実な人とのきずなは深まり、付き合いが再開したりもしました。彼女もとても努力して、癒しの自己啓発本を沢山よんでは実践していました

43回目 初回から18週間
予定日を過ぎても生まれず、陣痛を早め、産道が開くよう施術。その夜陣痛、産道も数cmまでは開いたものの結局は帝王切開に。ご本人いわく「あと数回受けられたら開いてたと思う。入院になり、受けられなかったけど」との事でした。

44回
今は元気に育児中です。



ツボの選び方
患部以上に、東洋医学では、一つの臓器に一つの感情がセットになっているので、そのバランスをとります。
五臓では・・・
  • 肝 → 怒り、がんばりすぎ、〆切、ルール
  • 心 → 興奮、はしゃぎすぎ、知能
  • 脾 → 人にふりまわされる、決断できない、迷い
  • 肺 → 悲しみ、メソメソ、うじうじ
  • 腎 → 怖がり、本能

会話と並行して進めてゆきます。

それではまた。皆様もご自愛ください。ありがとうございました。 小関理恵

まだ間に合います!!花粉症対策、ギリギリのウラ技①

注意

ここでは、命に関わるほどではないけれどわずらわしい症状の軽減法についてのみお伝えしています。
アナフィラキシーショックなどの重症で深刻なアレルギー反応については、専門の方にお問い合わせください。


花粉症とは、簡単に言うと、お体の誤作動、過剰反応の事です。

アレルゲンそのものよりも、体がビックリして騒ぎ立てることにより出てくる症状のほうがご自身にとってはわずらわしく、問題である、ということです。

なぜ、ありふれた物質に、それほどまでに大騒ぎするのかというと… 体や心や頭の使い過ぎで、ささいな事にもビクつくお体になってしまったから、というのが大半です。

ベストコンディションなのに、アナフィラキシーショックが起きるような重篤なアレルギー体質の方は、実はごく少数派なのです。

そこまでひどくはない方の為に、付け焼き刃的ながら効果が高い予防法、対処法は…

ウラ技 その1
・(そろそろ来そうだ… 来たな 発症したかな?)という時に…

「心と体と頭を思いきり健康的に甘やかす」

というものです。鍼灸はこんな時にもとても有効です。

お体がアレルゲンにびっくりして大騒ぎしてしまう前に、優しくいたわり、元気付け、まぎらわすのです。
すると、
「花粉症なんて大したことじゃない。うん、うん。」
とか
「花粉に振り回されるよりも、健康増進のほうが楽しいよね」
とか
「アレルゲンのことなんて、すっかり忘れていた。もう大丈夫」

とでも言っているようなお体になり、実際症状の程度が軽くなったり、つらい期間が大分短縮されます。

私自身も、患者さん達も、これでずいぶん楽になっています。もちろん、本当は計画的に根気良く体質改善したほうがいいのですが…。少ない回数しかご来院ができないのであれば、これもまた、インスタントながら良い作戦なのです。

まだ間に合います!!花粉症対策、ギリギリのウラ技②

注意

ここでは、命に関わるほどではないけれどわずらわしい症状の軽減法についてのみお伝えしています。
アナフィラキシーショックなどの重症で深刻なアレルギー反応については、専門の方にお問い合わせください。


花粉症とは、簡単に言うと、お体の誤作動、過剰反応の事です。

アレルゲンそのものよりも、体がビックリして騒ぎ立てることにより出てくる症状のほうがご自身にとってはわずらわしく、問題である、ということです。

なぜ、ありふれた物質に、それほどまでに大騒ぎするのかというと… 体や心や頭の使い過ぎで、ささいな事にもビクつくお体になってしまったから、というのが大半です。

ベストコンディションなのに、アナフィラキシーショックが起きるような重篤なアレルギー体質の方は、実はごく少数派なのです

ウラ技 その2
もう一つおすすめなのが、その1に加え、心のデトックスです。

目、鼻、のどの症状は、体から持ち主へ、怒りや悲しみを放置しないでほしい、気付いてほしい、というメッセージである場合があります。それは、明文化すると

・自覚してほしい。(思い出せるにしても忘れているにしても存在に気付いてほしい)
・解放し、癒してほしい。
・一回り成長し、怒りや悲しみを生んでしまった出来事よりも大きな器になってほしい。
・工夫や賢明さによって回避できる物事であれば、上手にかわす技術を学んでほしい。
・できれば、ゆくゆくは自分だけでなく似たタイプの人々を、理解し、癒し、サポートできるようになってほしい。
…等々です。

花粉症だけでなく…、いつまでも治りきらず、かといって悪化もしない風邪、喘息、慢性疲労症候群、軽度のうつなどにもあてはまります。

大人になると、泣いたり怒ったりできる状況がほとんどなくなるので、代わりに慢性病として、心と体がメッセージを送って来る、という事が実に多いのです。

やわらか堂では、鍼灸とカウンセリングで対応させて頂き、多くの方から、ご好評を頂いています。
おすすめです!!

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プロフィール

やわらか堂

Author:やわらか堂
小関理恵(こせきりえ)
鍼師、灸師、
あん摩マッサージ指圧師

  • 1995年上海中医薬大学
    (WHO指定研修先)にて中国鍼短期研修
  • 1996年東京医療専門学校卒業、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師資格取得
  • ハートと虹色の画家
  • 癒しのライター

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